今年のクリスマスは、黒い森のサクランボのお酒のケーキという意味のあるドイツのケーキ『シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ』を作る事にしました。
森をイメージしているのでクリスマスケーキにもおススメの、雰囲気のあるケーキです。
ちなみにフランスでは『ガトードフォレノワール』という名前が付いています。
今回は横溝春雄さんのレシピでチャレンジです。『思わずつくりたくなる 極上のチョコレートレシピ』という本にレシピが掲載されています。
シュヴァルツヴァルダーキルシュトルテとは
ドイツのケーキで、シュヴァルツヴァルド地方の黒い森をイメージして作られています。
ココアのスポンジに、キルシュの入ったシロップやクリーム、サクランボを挟んでガナッシュ、生クリームなどでデコレーションします。サクランボの酸味に甘いチョコレートの味がマッチした上品な味のケーキです。
なぜサクランボかと言うと、このシュヴァルツヴァルド地方の特産品が桜桃(サクランボ)なので、それを使ってケーキを作っているというわけです。
デコレーションには細かく削ったチョコレートを振りかけて、森に積もった落ち葉のように見せます。
粉糖などを使うと、雪が積もったようになってより雰囲気が出ます(´◡`๑)
冬の森のイメージなのでクリスマスにもぴったりのケーキです。
作り方
チェリーのシロップ煮を作る
まずはサワーチェリーのシロップ煮を作ります。
サワーチェリーはTOMIZ(富澤商店)の缶詰(水煮)を使いました。サワーチェリーは酸味の強いサクランボなので甘いケーキによく合います。
缶の汁と実を分けて、汁を温めて砂糖を入れて溶かします。溶けたら実を入れて5分ほど弱火で煮て冷ましておきます。
冷めてからキルシュを加え香りをアップさせます。
スポンジ生地を作る
次はスポンジ生地(ジェノワーズ)の作成です。型は18センチの丸型で焼きました。
卵と砂糖をもったりするまで泡だて、ヘラに持ち替えて粉類を混ぜてさらに溶かしたバターを加えます。
160度のオーブンで30〜35分焼いて完成です。焼き上がりはしっかり膨らんで、6センチ程の高さになりました。
ガナッシュを作る
チョコレートを湯せんで溶かして、温めた生クリームを加えて混ぜ、冷ましておきます。
スポンジを焼いている間に作るのがおススメです。
今回はサワーチェリーの缶詰と同じく、TOMIZ(富澤商店)で購入した『ヴァローナ フェーブ カライブ』を使用しました。カカオは66%です。ちなみに、本では大東カカオのチョコレートを使用していました。
ガナッシュを使うまでに時間が空いてしまう場合はラップをして乾燥するのを防ぐようにしましょう。
デコレーションする
スポンジ、チェリーのシロップ煮、ガナッシュがそれぞれ冷めたらデコレーションしていきます。
スポンジは3つにスライスして切り分け、間にガナッシュ、チェリー、生クリームを挟んでいきます。チェリーのシロップはスポンジに刷毛で塗ります。
そして、完成したケーキがこちら🎂
